ストレス

ストレスとは、負荷のかかった状態のことであり、 身体が身構えた状態 （緊張したり、心拍数があがったり）のことを指します。 ストレスが強く続いた場合などに、 結果として、いわゆる自律神経失調症・循環器・睡眠リズムの 不調を訴える人はけっして珍しくありません。

ストレス反応

ストレスをうまく解消できなくて、 ストレスをもととする反応が生じてくることがあり、それをストレス反応と言います。 ストレス反応は、身体的・情緒的・行動上の変化に大別されます。 ■身体的反応 　発汗・肩こり・動悸・慢性疲労など ■情緒的反応 　ゆううつ・興奮・

ストレッサー

ストレスの状態をもたらす生活上の出来事をストレッサーと言います。 ■物理的要因 　猛暑・寒冷・騒音など ■生理的要因 　空腹・妊娠・虫歯など ■心理的・社会的要因 　転勤・入社・配属転換・失業・借金・身近な人の死亡など 悩んで、解決したいと考える時は、 普通、

ストレス対処法

まず、慣れない状態に置かれた時、 自分にストレスがかかっていることを認めることが大切です。 「自分にはストレスなんて関係ない」という人は、 リラックスする方法を工夫することができません。 ストレスに対処する際のチェックポイント ■体調に注意を払う 　自分に起

ストレス解消法

人それぞれ、いろんなストレス解消法を持っています。 多くの方法がありますが、いつでも気楽にやれるわけではないし、またスポーツなどは時間をかけて上達しないと楽しめないものもあり、難しいところです。 ■人と交わる方法 　お喋り（食事・お茶・酒）、カラオケ、スポ

悩みの現れ方・ストレス反応

悩んでいる人がどのような言動をするのかを知っておくこはとても大切です。 しかし、次にあげるような問題が現れたからといって、すぐに病気だと決めつけてはいけません。 ■医者にかかる 　下痢、便秘、胃炎など消化器系の不調 　じんましん、円形脱毛症など皮膚に表れる

職場不適応症

職場不適応症 内心では、職種・人間関係に不満を抱いているが、 言えず、神経症・心身症・自律神経失調症などで医者にかかる。 また、それで休業したり、無断欠勤したりする。 職場不適応症の発症の仕方は、 「場」や「場の変化」に対して個人の適応が上手くいかず、日常

ソーシャル・サポート

ストレスを考える時には、 私たちを取り巻く周囲からの支えの影響を無視することはできません。 周囲からの支えをソーシャル・サポートといいます。 周囲からの支えがあれば、 各個人の負担を少ないものにすることができます。 ですから、業務上の管理にあたるスタッフが、

事業場外資源の活用

事業者は、メンタルヘルスケアを推進するに当って、 必要に応じ、それぞれの役割に応じた事業場外資源を 活用することが望ましいとなっています。 特に、中小規模事業者等で、 事業場内産業保健スタッフ等（産業医、衛生管理者等）による ケアを推進するために必要な人材の

ネットワークの形成

事業場は、メンタルヘルスケアを推進するに当たって、 専門的な知識等が必要な場合は、 事業場内産業保健スタッフ等（産業医、衛生管理者等）が窓口となって、 適切な事業場外資源から必要な情報提供及び助言を受けること。 また、必要に応じて労働者を速やかに 事業場外の